8/4にヒルトンホテルにて8月第一納涼例会として、田子ノ浦部屋「碧山亘右関」十両昇進化粧廻し贈呈式が行われました。
とても多くのご来賓の皆様、そして田子ノ浦部屋の力士の方々にもご参加いただき、ワンハンドレッドのメンバーを合わせて総勢120名以上の盛大な会となりました。
まず初めに東京ワンハンドレッド会長土屋Lによる開会挨拶がありました。
ワンハンドレッド会長土屋Lによる開会挨拶
”本日はお忙しい中、120名の方々お集まりいただきありがとうございました。
本日の化粧廻し贈呈式は実行委員長の長井ライオンの掛け声のもと、皆で企画しました。
田子ノ浦部屋の親方・女将さんには大震災への渋谷での募金活動や青少年健全育成事業の一環であるちびっ子相撲などでご尽力いただいております。
まだ3年目のクラブですが、一歩ずつライオンズらしく力をあわせて活躍してまいりたいと思いますので是非力を与えていただければと思います。
田子ノ浦部屋悲願の十両誕生おめでとうございます。碧山関には是非横綱目指してがんばっていただきたいと思います。”
次に事始めとして、能役者坂口貴信L(観世流シテ方二六世観世宗家の直門)による祝言小謡 能「高砂」より 人生の門出をお祝いすると共に天下泰平を寿ぐ曲目 が素晴らしい囃子方とともに披露されました。
素晴らしい囃子と小謡が会場に響き渡り厳かな雰囲気に包まれました。
そしていよいよ碧山関重量昇進化粧廻し贈呈式です。
田子の浦から仰ぎ見た紺碧の空にそびえる赤富士が壮大に描かれ、またライオンズの文字も描かれています。
日本語でしっかりと謝辞を述べられる碧山関
”皆様こんばんは。碧山です。
化粧廻しありがとうございました。
先場所は初めての関取で負けこましたが
来場所は絶対に勝ち越しますのでよろしくお願いします。”
との力強いお言葉をいただきました。(緊張してガチガチのようでしたが。。)
御礼挨拶を述べられる田子ノ浦親方
”皆様こんばんは。おかげさまでこのような立派な化粧廻しをいただきました。部屋創設12年で初の関取が誕生し、このような式を挙げてていただいて、本人も異国の地でこのように暖かくしていただいたことで皆様の気持ちに応えるように来場所がんばると思います。本当にありがとうございました。”
次にご来賓の皆様からご挨拶をいただきました。
ライオンズクラブ国際協会国際理事 山浦晟暉ライオン
”こんばんは。本日はワンハンドレッドライオンズクラブの例会および化粧廻し贈呈式にお招きいただきありがとうございます。日本の大震災に対して世界を挙げて支援活動をしようと現在飛び回っているので本日の会も趣旨を把握していなかったが、田子ノ浦親方が学生横綱の時からの大ファンで大変すばらしい会にお招きいただいたと思います。
7~800人の力士の中で6~70人しかいない関取が親方の部屋から出たということで、親方や女将さんの努力の賜物だと感心しています。贈呈される化粧廻しを拝見したが、ライオンズクラブのLのマークが入っているのは大変うれしいことです。これをつけて是非横綱まで登りつめてほしいと思います。3300のライオンズクラブがある中で、100名を超えるクラブは14クラブしかない。またワンハンドレッドクラブは古典芸能など多種多様の皆様を集めて、青少年の健全育成や小児がん治療支援活動などを立派にやっている。これらには長井ライオンの大変なご努力があったものと思います。これからもリーダーのもと、ますます発展してほしいと思います。碧山関もますますのご活躍を期待します。期待に応えて是非がんばってほしいと思います。”
ライオンズクラブ国際協会330A元地区ガバナー LCIFコーディネーター 石井征二ライオン
”本日は碧山関おめでとうございます。長井ライオンから7~8年前にお誘いいただいて田子ノ浦部屋後援会に入りました。その後、なかなか関取が出ないと心配していたが、すばらしい碧山関が出てきた。先場所は欠かさず見て応援していました。出だしは破竹の勢いで勝ち星を重ねたが、残念ながら怪我をして以来その勢いがとまってしまった。勝ち上がる力を十分持っているので来場所期待したい。また、続く力士も心から応援したいと思います。ワンハンドレッドクラブは創設以来どこでも話題になっています。これからのご多幸を祈念してご挨拶とさせていただきます。”
化粧廻し贈呈式らしく、「どすこい・どすこい」の掛け声で豪快に鏡開きが行われました。
ライオンズクラブ国際協会330A元地区ガバナーモンゴルコーディネーター中野了ライオンの音頭で ”We Serve”
お食事・歓談の席では碧山関がテーブルをご挨拶して回られたり、記念撮影をしたり、また力士の方たちと楽しい時を過ごしました。
幹事四方Lによる田子ノ浦部屋力士紹介
ライオンズローアがライオンズクラブ国際協会330A地区前ガバナー河合悦子ライオンによって行われ、
最後に、贈呈式実行委員長長井Lによる閉会のご挨拶がありました。
”本日はお忙しい中多くの方々にご出席いただきまして御礼申し上げます。
今日は私どものメンバーである古典芸能観世流のおめでたい高砂をお披露目できて大変誇りに思っています。
田子ノ浦部屋の碧山関に、皆様のお力添えを得て化粧廻しを贈呈できたこともまた誇りに思います。
碧山関には是非幕内に入ってさらに上を目指していただき、今回お配りいただいた手形の価値を跳ね上げていただきたいと思います。
本日はまことにありがとうございました。”
出席いただいた皆様のお土産として、清永Lより「うめ屋味噌明太子」を贈呈いただきました。
ありがとうございました。
嶋田正邦L、阿部かな子Lのお二方、司会お疲れ様でした。
以上のように大変素晴らしい会になりました。実行委員の皆様大変お疲れ様でした。
お忙しい中会に参加いただいたご来賓の皆様、まことにありがとうございました。
また、田子ノ浦親方・女将さん、おめでとうございます。
碧山関、これからも応援しますのでがんばってください。
記事:L舘村