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2010年11月10日水曜日

児童養護施設「ケーキづくり教室」

皆様こんにちは。L.水牧です。さて、去る2010年10月10日に行ないましたアクティビティにつきまして実行委員とてして活躍されました四方.Lより下記の記事を頂きましたので掲載させていただきます。

児童養護施設「ケーキづくり教室」を開催  

東京ワンハンドレッドライオンズクラブは、能楽、歌舞伎の伝統芸能、国技である相撲など様々な世界で活躍する多士済々のクラブメンバーの経験と経歴を活かして、次代を担う子供たちに日本の伝統を伝え、体験するアクティビティとして「東京ワンハンドレッドライオンズクラブ Kids Project」を企画しています。
第2回目のアクティビティとして、パリで研修し伝統的な洋菓子コンクールで数々の優秀な成績を収める山本光二ライオンの協力により、1010日都内児童養護施設で「ケーキづくり教室」を開催し、3歳~18歳の児童40名が参加して行いました。
 現在、全国564の施設に家庭の事情(虐待、肉親の死去等)で家族が養育できない児童約34,000人(乳児を除いた18歳まで)が生活しています。
 施設で生活する児童は18歳になると自立しなければならず、学業と同時に、職業体験(アルバイト)を通じて自分に合った職にめぐりあい、就職することによって安定した生活が送れるよう指導を受けています。
 今回のアクティビティでは、親と離れてすごさねばならない子ども達に少しでも楽しいひとときと、子どもの憧れの職業の一つである“パティシエ”と一緒にケーキを作ることによって憧れや夢だけでなく現実の職業として考える“未来に夢をもつ体験”をプレゼントしたいと願い、実施しました。
 ケーキづくり教室では、山本Lのお店で働くパティシエ3名にお手伝い頂いた他、当クラブ阿部かな子副会長以下女性会員6名がパティシエの制服を着て、子どもたちに「ロールケーキ」の作り方を教えました。
 会場で、先ず、山本Lが用意したケーキ生地と生クリームを使ってお手本となるロールケーキづくりをはじめると、賑やかだった子どもたちが真剣なまなざしで見入り、チョコや色とりどりの果物でトッピングをし、完成させると大きな拍手が鳴り響きました!
子どもたちにパティシエの帽子をプレゼントし、各グループに分かれてロールケーキづくりを開始しました。いまかいまかと待ちわびていた子どもたちがケーキづくりを始めると、同じ素材を使っているのですが、慎重に丁寧につくる子もいれば、手早く豪快につくる子もいたり、年長者は年下の子どもの手伝いをしてあげるなど、それぞれの性格が良く表れた
個性豊かなロールケーキが次々完成しました。子どもたちがケーキづくりに取り組む姿に
施設の先生からは知らない一面を見たとの声も上がっていました。
いよいよ自分でつくったケーキを試食すると“おいしい!”の大歓声が木霊しました。
ペロッと平らげる子がいれば、ひとくち食べてお楽しみに取っておく子もいたり、留守にしている兄弟姉妹や友達にとっておいてあげる子など、ここでも性格の違いが表れ、子ども達それぞれの優しさや無邪気さが感じられ、微笑ましく思いました。


最後に、山本Lから修了証書をひとりひとりにプレゼントすると、大きな笑顔でケーキづくりを体験できて楽しかった!美味しかった!とお礼の言葉が寄せられました。
なお、会の途中には330-A地区河合悦子ガバナーに訪問いただき、子どもたちのケーキづくりの様子をご覧いただき、メッセージを寄せていただきました。
同じ年ごろの子どもを育てている親として、準備を進めていく過程で大勢の子どもが
親と一緒に暮らせないことを知り大変悲しい気持ちになりました。そして、今回のアクティビティで接した子どもたちの楽しげな表情と、真剣にケーキづくりに取り組む姿に、より一層胸を痛めました。
今後もメンバーと協力して、子どもたちに少しでも楽しいひとときと、 “未来に夢をもつ体験”をプレゼントしていきたいと思います。
文章: 四方 克彦.L



四方さんお疲れ様でした。さて、写真はあまりありませんが、一応。
山本.Lとパティシエの皆様

河合ガバナーご来場

お疲れ様です!

打ち上げです。

あ、肝心のケーキの写真が無い....

お疲れ様でした。

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